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黒歴史現在完了進行中(仮)

やることなすこと黒歴史

久しぶりに一日何もできなかった。この体の重さは退職直前のときではないにせよ、働いていた時の休日を思い出すようだ。疲れるようなことは特に何もしてないつもりだが、体というのは正直なものだ。気づかないところで何かしらあったのだろうと思う。
どの人間もそうなのかはわからないが、気持ちが落ちると体が急に重たくなる。落ちるというか、張っていた緊張が解ける瞬間と言ってもいいかもしれない。前職で体を壊した時もそうだった。一度緩んだ糸は戻らないというが、それを張ろうとするとぷつんと切れる。スポーツなんかを見ていてもそれはよくあることだ。だからこそ安定した成績を残し続ける人間が一流と呼ばれるのである。気を抜きすぎず、張らせすぎず、のバランスを取り続けることが長期戦の中では重要になってくる。以前もよく言っていたことだが、規則正しい生活を送ることが、そうした安定感を生み出すと考えている。メリハリという言葉があるが、それはできる限り少なくするのである。
しかしそうした行為というのはとても難しい。人間というのは欲にまみれた生き物である。隙さえあれば、何かを欲し続けてしまう。それは向上心につながる側面もあるが、堕落へと突き落すこともある。成功も、失敗も、基本的に人間のあらゆる行動は欲望に基づいたものだ。食べる、眠る、子孫を作る、生存に必要なためのものは全て体に必要だと刷り込まれている。ともすれば、それに基づいた欲望の数々も人間を動かすためには必要なことなのだろう。七つの大罪と呼ばれて、人々から唾棄されるべきものだと言われてはいても、それが人間を人間たらしめているものなのだ。だから欲望を完全に捨て去ってしまうことは人間であることを諦めるのと似たようなものだ。嫉妬も高慢も憤怒も怠惰も、人間らしさの表れでしかない。人々の欲望が露わになり、またそれがさらに人々を煽るこの現代こそ、もしかしたら人間がもっとも人間らしい時代なのかもしれないとすら思う。変化の時代とはよく言ったもので、自身の感情の変化にも対応していかなければならない。
欲望が生まれるのはとても自然なことだ。しかしそれが何かに煽られたものではないか、ということはきちんと見極めなければいけない。欲望にまみれた生活の中にあるからこそ、自身の中で取捨選択すること。整理整頓は何事においても基本である。さて、僕も掃除でもしようかと思う。そうすれば少しは気が晴れるか。