黒歴史現在完了進行中(仮)

自由帳みたいなもの

忍び寄る毒

わかりやすいもので、一度堕ちるとどんどんと怠惰になっていく。あれほどあった切迫感も今はなく、しれっと今の時間に書き始めている。完璧主義であればあるほど、堕ちるのは早いものだ。割と完璧主義の僕がここ数年で学んだことはそれだ。完璧なんてものはどこにもないわけで、せいぜいあるのは最大公約数のそれくらいだ。結局、理想と現実は異なるもので、いかに近づけるかという話でしかないから、そこの微妙な差異に苦しむようでは生きていくことは難しい。それは自己と他者の関係においても同じわけで、どこかで妥協しなければ何も始まらない。もう何度も同じようなことを書いていて、いささか恐縮だが、酔っ払いなんてこの程度のものだ。結局僕が周りに一生懸命伝えたいのはそこであって、他の話はそこからの派生に過ぎない。自分から遠いものはやはり魅力的に感じるものだ。とはいえ難しいのがあまりにも離れていると、拒絶反応が起きる。人間の内包できる容量というのは残念ながら限られている。僕個人としてはその領域はできる限り排除していきたいわけだが、そこに種としての限界はあるのだ。それでもなお求め続けてしまうのは、業でしかないのだろうか。